痒みとの戦い(仮)

2015年1月より続く、身体中の痒みとの戦いの記録である。もしかしたら、アトピーかも。

ぜにたむしの巻 其の二 (コラージュフルフルのレビュー)

さて、前回の記事では、ワキの下のたむしがジュクジュク型からカサカサ型へと変化した話をさせていただきました。

今回からしばらくは、カサカサ型へと変化してから、私がどのような対処法を取ってきたか、その対処法にどの程度の効果があったかを軸にお話を進めていこうと思います。

 

まず私が行ったのが、皮膚科医で処方されたステロイド剤を塗布するということ。

が、結論からいうと、この処置は間違っているらしいです。

ステロイド剤というのは、白癬菌に侵された皮膚の炎症を一時的に抑えることはできるそうですが、白癬菌を退治するどころか、白癬菌の栄養分となり、かえって水虫や「たむし」を悪化させてしまうそうです。

実際、私も悪化しました。

専門医に処方された薬だからといって安易に使用するのは止めたほうがいいかもしれませんね。

当ブログの一番はじめの記事で、病院には2回しか行かなかったと書きましたが、このことがその理由のひとつです。

ほかにも理由があるのですが、そのことについては、また後日、書き記そうと思います。


それと、「消風散」という漢方をそれ以前から飲んでいました。

が、この消風散というのは、どちらかというとジュクジュク型のたむしに有効な漢方だと思います。

ということで、ワキの下のたむしがカサカサ型に変わって(2015年夏の終わり頃)からは、しばらく消風散は飲んでいませんでしたが、2016年5月頃から、たむしの痒みとは別の痒み対策として服用を再開しています。


で、皮膚科で処方されたステロイド剤が、白癬菌(たむし、水虫)には禁忌であることを自らの身をもって知り、次に使用したのが市販のラミシールです。

が、私は一回しか購入しませんでした。

高いので…

私の場合、患部がなかなかの広範囲だったので、すぐに使い切ってしまいました。(1週間で10g。)

近所のドラッグストアでは1800円くらい、ネット通販だと1200円~1300円くらいですね。

低所得者の私にとっては、けっこうキツい出費です。

ちなみに水虫やたむしと診断された場合、本来は皮膚科でもラミシールが処方されると思います。

病院で処方されれば保険も効きますので多少はお安く入手できるかと思います。

が、私は病院に行くのがイヤになってしまったので、別の方法を模索することにしました。

 

そこで、使い始めたのが「コラージュ フルフル」というボディーソープです。

前に「ジュクジュク型のたむしには石鹸を使わず、シャワーのお湯のみで洗うのが効果的」だというようなことを書きましたが、カサカサ型のたむしの場合は、きちんと石鹸で洗ったほうが好ましそうです。

そして、この「コラージュ フルフル」というボディソープには、抗真菌作用のある成分が入っているらしく、水虫やたむしの予防や治療に効果が期待できるそうです。

 

で、実際に私が使ってみての感想ですが…

 

「コイツだけで、たむしを治すのはムリ!」

 

半年以上、使用していますが、私のぜにたむしは治ってません。

病院に隣接された薬局なんかにも置いてありますから、皮膚科医や薬剤師といったプロも薦めている逸材なのでしょうが、私のぜにたむしは治せませんでした。

でも、もしかしたら悪化を防ぐくらいの効果はあるかもしれませんし、症状や体質によって効果に個人差があるのかもしれませんね。

 

あと、「コラージュ フルフル」は一般的なボディソープに比べて、お高いです。

泡立ちもあまりよくないし、全身に使っていたらすぐに無くなってしまうと思います。

コストパフォーマンスは、はっきり言って悪いですな。

 

ただ、私の場合、普通の石鹸で洗うと痒みが増してしまうし、使用をやめると悪化してしまいそうでコワイので、とりあえず、患部とその周辺のみに限定して現在も使用を続けています。

価格相応の活躍はしてくれませんが、もしかしたら地味に症状改善に一役買っているかもしれませんな。

 

それと、コラージュ フルフルには有害な成分が含まれていると主張する人もいるようです。

が、そういった主張が正しいのかどうかは半信半疑なので、そのことに関しては、私自身は全く気にしてません。

どういった根拠からどういった主張に発展したのか、私自身は興味もなく、詳しいことも忘れてしまったので、気になる方は申し訳ないですが御自身でお調べください。

 

ということで、何はともあれ結論としては、「コラージュ フルフル」というボディソープだけで私のたむしを治療するのは不可能でした。

 

そして、ほかに何かよい方法はないかと模索中して発見したのが、精油(アロマオイル)を塗り薬の代用として使うことですが、そのお話は、また次回。