痒みとの戦い(仮)

2015年1月より続く、身体中の痒みとの戦いの記録である。もしかしたら、アトピーかも。

ぜにたむしの巻 其の四 (ビタトレール ヒフールV7のレビュー)

前回の記事では、たむし治療にアロマセラピーを試みて、それなりに効果を実感しつつも、やはり アロマオイルよりも専用薬を使ったほうがよさそうだというお話をさせていただきました。

 

まず、アロマオイルを試みる前に水虫治療薬として評判のよいラミシールを使ったという話は以前させていただきました。

なぜラミシールの使用を止めたかという話もそのときにしましたが、一言でいうと、患部が広範囲にわたっている私にとってはランニングコストが高いからです。

患部が小さかったり、経済的に余裕のある方は躊躇せずにラミシールを使ってください。

私は一週間ほどしか使いませんでしたが、それでも効き目は実感できました。

 

で、とにかくランニングコストを抑えたい私は、もっと安い水虫・たむし治療薬はないものかと探しました。

で、通販サイト(楽天市場)で見つけたのが「ビタトレール ヒフールV7」という薬です。

成分・分量を見てみると、有効成分は前述したラミシールとほぼ同じのようです。

(基剤とか、その他諸々の違いはあるようです。)

しかも、安いお店で購入すれば30gで600円前後と、お値段はラミシールの1/6程度ですね。

聞いたことのない製薬メーカーの製品だったし、なんとなく胡散臭さも感じましたが、何はともあれ一度試してみることにしました。

 

液体タイプとクリームタイプの二種類がラインナップされていて、カサカサ型には液体タイプがオススメということらしいので、まずは液体タイプを購入してみました。

が、この液体タイプ、容器の先端が細く、広範囲に拡がった私のたむしには不向きでした。

足の指の間にできた水虫とかには使いやすそうですが、広範囲に使用するのは不向きな容器です。

それと、あまり効き目を実感できませんでした。

 

で、諦めずに今度はクリームタイプを購入。

 

効きました!

 

その当時(2015年11月頃)の私のたむしは、脇の下を中心に脇腹から上腕部まで拡がりつつあったのですが、1か月くらいで効果が表れ始め、脇の下と脇腹部分のたむしに関しては約2か月くらいで消えました。

 

ですが…

 

上腕部にまで拡がってしまったたむしに関しては、いまだに治っておりません。

 

上腕部に拡がっていたたむしは、「ビタトレール ヒフールV7 クリームタイプ」を使い始めてから9か月経った今でも治ってはいません。

厳密にいうと、上腕部も部分的には治っているのですが、また別の部分では拡がり続けて、肘の下まで浸食されるかどうかの瀬戸際といった様相を呈しています。

 

脇の下と脇腹部分は2か月で治ったというのに、果たしてこれはどういうことなのか…

考えられる理由はふたつ。

 

まず一つ目。

水虫やたむしの治療薬というのは、目に見えて症状が出ている患部だけでなく、患部周辺を広範囲にわたって塗布するのが基本らしいです。

たとえ目に見えて症状が出ていなくとも、水虫やたむしの原因菌である真菌(白癬菌)は、すでに患部周辺へと勢力範囲を拡げていることがあるようですな。

私の場合も念のため、症状が出ている患部よりも1cm程度広めに薬を塗っていたのですが、それでは足りなかったのかもしれません。

ケチらず、もっと大胆に患部から4~5cmくらい外側にまで薬を塗っていれば、患部が拡がることなく、今頃は完治していたかもしれませんな。

 

腕のたむしが拡がってしまった理由として考えられる二つ目の可能性ですが…

これは、もう単純に「ビタトレール ヒフールV7 クリームタイプ」が効いていない。

脇の下や脇腹のたむしに関しても、そもそも薬が効いたから治ったわけではなく、もしかしたら自然治癒しただけかもしれません。

 

あくまで素人が考える可能性の話ですので、どちらの理由も正解かもしれませんし、どちらも不正解かもしれません。

とは言っても、以前、忙しくて薬を塗れない日があったのですが、その日の夜は痒みがいつもに増してヒドかったので、やはり「ビタトレール ヒフールV7」は、ちゃんと効き目があるんじゃないかなと思います。

 

 ※ 市販薬が効かない場合は、素直に病院へ行って皮膚科で処方される薬を使うことをおすすめします。

というか、できれば最初から皮膚科を受診したほうがいいと思います。