痒みとの戦い(仮)

2015年1月より続く、身体中の痒みとの戦いの記録である。もしかしたら、アトピーかも。

アトピー改善のためにエビオス錠を飲んでみた

今回のテーマはタイトル通り、アサヒフードアンドヘルスケア社のエビオス錠のレビューです。

ビール酵母に含まれる栄養素の働きにより、胃腸のはたらきを活発にするとともに栄養補給もできるお薬です。(アサヒフードアンドヘルスケア社のWEBサイトより引用)」というのが、エビオス錠の特徴のようですね。

 

さて、私は医者ではないし、もちろん専門的な知識もありませんので、詳しい話はできませんが、腸が人体において大切な免疫器官であるという話を聞いたことがあるという人も多いかと思います。

また、消化不良がアトピーの原因のひとつであるという話も、アトピーで悩んでいる人の多くが見聞きしたことのある話だと思います。

どうも、きちんと分解できなかったタンパク質や、きちんと排泄できなかった不純物がアレルギーを起こす原因となり、アトピーの症状として肌に現れるようですね。

 

実際に私もほとんど毎日、下痢しているか、あるいは便秘か、といった具合に下痢と便秘ばかりを繰り返していました。

基本的に私は朝晩の食事は和食で味噌汁を飲んでいるし、朝はほぼ毎日納豆を食べていました。

またヨーグルトもほとんど毎日食べていました。

味噌汁やら納豆やらヨーグルトが腸を健康にするという話は、ほとんど常識として多くの人がご承知のことだと思います。

が、私の腸内環境はそれらを食事メニューに取り入れただけでは改善できないほど悪化していたようです。

 

で、腸内環境の改善を謳った医薬品やサプリメントなんかも色々と市販されておりますが、その中で私が選んだのが、アサヒフードアンドヘルスケア社のエビオス錠です。

別に私はアサヒの回し者ではありませんので、「腸内環境の改善にはエビオス錠しかない!」とは言いません。

いろんなメーカーの製品を比べて自分に合ったものを選べばいいと思いますし、医薬品やサプリメントに頼らず、食事メニューを変えるだけで腸内環境を改善できるのであれば、それが一番良いんじゃないかと思います。

私が腸内環境改善のためにエビオス錠を選んだのも、なんとなく良さそうだと思っただけで、別に明確な理由はありません。

あえて理由をあげるとしたら「エビオス錠を飲み続けたら男性機能が向上した。」という体験談をネットで見たことがあったから、というチョット不純な動機です。

(実際にそんな効果・効能があるのかは不明です。私は1ヵ月飲み続けても、そんな効果を実感することはありませんでした…というか、それ以前の問題で、そんな機会がまずありませんでした…)

それと、不足しがちな栄養素が補給できるという点にも惹かれました。

特に皮膚の健康を保つためのビタミンB群を摂取できるという点が魅力的ですね。

アトピー性皮膚炎の治療に用いられることもあるビオチンもビタミンB群に含まれます。)

 

さて、というわけで約1か月間、エビオス錠を飲んでみて、実際のところ、どうなったかという話をしていきます。

前述したように私はほとんど毎日、下痢か便秘としているという状態だったわけですが、結論として、それが毎日快便となりました。

これはエビオス錠の効果として、はっきりと実感しています。

 

が、私の目的は、あくまでその先にあるアトピー完治です。

で、そのアトピーは治ったのかと問われれば、残念ながらアトピー症状は、いまだ残ったままであります。

とはいえ、アトピー症状は確実に改善しています。

腸内環境の改善がアトピーの改善にもつながるということは実感できました。

しかし、やはりアトピーというのは様々な要因が重なっているようで、また一朝一夕で治るものではないということも改めて感じさせられました。

これからも腸内環境を良好な状態に保つことを意識しつつ、やはり外部からもしっかり肌のケアをしていかなければなりませんな。

 

ともあれ、アトピーの人だけでなく、「さいきん胃腸の調子が悪いな…」という人は、一度エビオス錠を試してみることをオススメします。

 

 

-オマケ-

エビオス錠を飲んだことによって精力が向上した。」という体験談や噂話は、どうもエビオス錠亜鉛が含まれていることが根拠となっているようですが、エビオス錠1日量30錠で摂取できる亜鉛は0.43mg。

対して、厚生労働省『日本人の食事摂取基準2010年版』による亜鉛の推奨量は成人男性で12mg/日。

一日の推奨量12mgに対して、たったの0.43mgの亜鉛を摂取したことで、どれだけの効果があるのか、ちょっと疑問ですね。

それと、亜鉛と精力の関係については科学的根拠が乏しいらしいです。

亜鉛の摂取によって精力が向上したと実感している人も多いようなので、もしかしたら慢性的に亜鉛が不足している人には効果があるのかもしれませんが、必ずしも効果があるとは言えないのではないかなと思います。

 

-オマケのおまけ-

亜鉛は皮膚の健康を保つうえでは重要な栄養素らしく、医療の現場でもアトピーの患者さんに対して亜鉛サプリメントを出す皮膚科の先生もいるようです。

というわけで、亜鉛で男性機能が向上するという説には、どちらかというと否定的に考えつつも(ソチラの効果も少し期待し)、約2週間ほど前から私も亜鉛サプリメントを摂取しています。

亜鉛の摂取でアトピーの症状が改善したかどうかについては、また別の機会で。