痒みとの戦い(仮)

2015年1月より続く、身体中の痒みとの戦いの記録である。もしかしたら、アトピーかも。

ぜにたむしの巻 其の三 (アロマオイルでたむしは治るか?)

前回の記事では、「コラージュ フルフル」というボディソープだけでは、私の皮膚に寄生した白癬菌は退治できそうもないということを書きました。

やはり、たむし治療には専用薬を使わなければならないのか?

しかし、水虫やたむしに効くと評判のラミシールはけっこう高い…

ほかに何かもっと安くて手軽にできる治療法はないものか…

と、そんなことを考えていたときに知ったのが、水虫やたむしに効く精油(アロマオイル)があるらしいということ。

 

なんでも、抗真菌作用のあるティーツリーとラベンダーの精油白癬菌には効果的らしいです。

 

さらに痒みを抑えるには、カモミール精油が効果的とのこと。

カモミール精油には、大きく分けてカモミール・ローマンとカモミール・ジャーマンという二種類があるようですが、どちらも痒みを抑える効果を期待できるそうです。

カモミール・ジャーマンには、痒みのもとであるヒスタミンの働きを抑制する効果があり、カモミール・ローマンには、ヒスタミンの放出を抑える効果があるそうです。

が、このカモミール精油は、他の精油と比べてかなりお高いです。

本当は両方使ってみたかったけど、予算の都合上、カモミール・ローマンだけ使うことにしました。

 

他に入浴剤替わりにヒバオイルを数滴垂らすのもいいみたいですね。

ヒバオイルは香りが良くてリラックスもできるし、カビを抑制する効果が高いので浴室内のカビ予防にも効果を発揮してくれます。

 

ちなみに私はアロマオイルとかアロマセラピーの専門家とかではないので、精油が皮膚にもたらす影響に関しての記述は、「~らしい。」という表現に留めさせていただきます。

 

 

では、実際に私自身がアロマセラピーを施してみて感じたことを書き連ねていこうと思います。

 

まず、私はヒバオイルを入浴剤替わりに使った入浴を試してみました。

二週間ほど続けてみましたが、結果として症状は改善はしませんでした。

むしろ、この間、たむしの患部はどんどん拡がっていきました。

と言っても、とにかくこの時期、私の皮膚に寄生した白癬菌は破竹の勢いで、その勢力範囲をワキの下から脇腹、さらには上腕部へと拡げている最盛期でしたから、ヒバオイルのせいで悪化したというよりも、ヒバオイルでは白癬菌の勢力拡大を抑えきれなかったという感じですね。

もし、ヒバオイルをお風呂のお湯に垂らしていなかったら、患部はもっと拡がっていたかもしれません。

ちなみに私がたむしを発症してから1年以上経ちますが、同居している家族には感染していないことを考えると、ヒバオイルがそれを防いでいる可能性も充分に考えられますね。

単純にヒバの香りが気に入ったということもあり、同居の家族への感染を防ぐ目的も兼ねて、現在でも毎日ヒバオイルを浴槽に垂らして入浴しています。

 

ティーツリーーとラベンダーーとカモミール・ローマンの精油は、それぞれ記述順に5:4:1の割合で混ぜ、入浴後の患部に塗りこむようにして使用してみました。

 

結論からいうと、ティーツリーーとラベンダーーは効き目があると思います。

ですが、やはり精油だけで治療するには、かなりの期間を要するかも…とも思いました。

患部に塗布したからといって、すぐに劇的に症状が改善することは期待できそうもありませんでした。

でも、効いていると思います。

効いていると感じた根拠は、後日、私自身の患部を画像でお見せしようかなとも思っています。(一時期、右腕だけ精油を塗布し、左腕には塗布しないことで、その違いがどう出るか試したことがあります。)

ですが、赤いブツブツが大量にひしめき合っている患部は、見る人によって不快に感じるかと思いますので、いまのところ、画像での公開は少し気が引けています。

 

それと、痒み抑制を期待していたカモミール・ローマンですが、はっきり言って期待外れでした。

他の精油に比べて高価であっただけに残念ですね。

塗布する量を増やしたり、カモミール・ローマンと

カモミール・ジャーマンを併用することで、もっと効果を実感できるのかもしれませんが、両方ともけっこうなお金が掛かるので私はそんなことはしません。

そんなことをするくらいなら、最初から痒み止め成分の入っている水虫・たむし治療薬を買ったほうがコストも抑えられそうです。

 

ということで、アロマテラピーでのたむし治療を試みて、アロマテラピーの効き目をそれなりに実感しつつ、やはり原点に戻り、専用の治療薬を使おうと心に決めたのが、2015年10月ころだったと思います。

 

 

~今回のまとめ~

 

①ヒバオイル 

皮膚に寄生した白癬菌を退治する効果はそれほど高くなかった。

家族への感染予防を目的にして、入浴剤替わりに使うには最適かもしれない。

症状の軽いうちならヒバオイルだけで充分かもしれない。

 

②ティーツリー

精油の中では、水虫やたむしの治療に一番効果が期待できそう。

(「水虫 アロマ」とかで検索すると、まず名前が挙げられる精油です。)

症状が軽いうちなら、ティーツリーを患部に塗布するだけで治療できるかもしれない。

 

③ラベンダー

水虫やたむしの治療にそれなりの効果が期待できそう。

良い香りなので、ヒバオイルの代わりにお風呂のお湯に垂らしても良さそう。

 

カモミール

思ったほど痒みは鎮まらない。

他の精油に比べて高価なので、コストパフォーマンスは悪い。

 

 

※ 今回の記事で紹介したアロマセラピーの経過および結果は、すべて私自身の経験に基づいた事柄に過ぎず、すべての人に同じ結果が期待できるものではありません。

また、私はアロマセラピーの専門家ではありませんので、実践の際は、ご自身の判断または専門家の指導のもとで行ってください。