手足のじんましんの巻
たむしの話題が続いていましたが、本日のテーマは「蕁麻疹らしき症状」です。
皮膚科医からは 蕁麻疹だという診断を受けていないので、「らしき」という表現をさせていただきます。
はじまりは2015年6月頃だったと思います。
足の甲からスネの下半分くらいに小さな赤いボツボツができるようになって、それに伴い痒みを感じるようになりました。
最初のうちは、たまたま家にあった液体ムヒSを塗って対処していました。
が、7~8月の暑さが厳しさを増す時期になると、赤いブツブツが浮き出る場所が足の甲から太もも、さらには手の甲からヒジの辺りまで拡がり、痒みも激しさを増していきました。
今まで生きてきた中で、私はアレルギーというものは全くなかったので、その時点では原因不明…
が、どうやら、冷房の効いた部屋にいるときは蕁麻疹らしい症状は収まり、汗が滴るほどの熱い場所に移動すると、また肌の赤みと痒みが表れる…といったことが起きていることが分かりました。
知人に相談してみたところ、「いわゆる温熱蕁麻疹ではないか?」とのことでした。
また、後になって知ったのですが、発汗した際に表れるコリン性蕁麻疹というものもあるらしいですな。
おそらくどちらかに当てはまっているのではないかと思います。
夜も眠れず、日中には何も手が付けられないほどの苛烈な痒みを感じるようになり、さすがに耐えかねて病院に行ったのが2015年8月半ばです。
で、そこで受けた医者の診断は「蕁麻疹ではない。」とのことでした。
では、何なのか?と疑問に思いましたが、医者からもはっきりした答えが返ってこず…
結局、納得のいく診断を受けられませんでしたが、とりあえず、抗ヒスタミン剤とステロイドを処方されました。
が、帰宅後に医者にボールペンでググッとマーキングされた部分が真っ赤になっていたので、やはり自分では蕁麻疹だったのではないかと思います。
さて、皮膚科で処方された薬は、内服用ステロイドと外用の軟膏ステロイド、それに内服用の抗ヒスタミン剤の3種類でした。
どんな薬なのか一応インターネットで調べてみたら、おもにアトピーやアレルギー性蕁麻疹に処方される薬らしかったです。
結果的には処方された薬の服用開始から1週間くらいで症状はだいぶ収まりました。
それと、病院に行く1週間くらい前から、市販されている 消風散という漢方も自己判断で飲んでいました。
ですが、消風散という漢方は飲み始めてから1~2か月くらい経たないと効果が表れないらしいので、蕁麻疹を抑えたのは完全に病院で処方された薬ですね。
皮膚科で処方された薬をすべて服用し終わり、症状が収まってからも、気候が涼しくなるまでは消風散は飲んでいました。
※ 私は自己判断と責任のもとで処方された薬と市販の漢方を併用してしまいましたが、飲み合わせの問題があるかもしれないので、病院で処方されている薬と併用する場合は必ず医師に相談しましょう。
というのが、2015年夏の出来事です。
では、今年の夏(2016年夏)はどうなっているかというとですね。
やはり、ときどき肌に赤みと痒みを感じることはあります。
が、去年ほど酷くはありません。
というのも、今年の夏は症状が出始めた5月頃から消風散という漢方を飲み始めているからだと思います。
そのおかげなのかどうかは分かりませんが、暑さが本格化した8月になっても、蕁麻疹っぽい症状はほとんど出ていないです。(たまに軽い症状はあります。)
ちなみに本当に消風散の効果なのか、それとも、それとは関係なく今年は単純に症状が出ていないだけなのかを調べるため、いっときだけ消風散をやめてみたことがあります。
その結果ですが、飲むことをやめてから3日後くらいに蕁麻疹っぽい症状が出てしまったので、それからはまたずっと消風散を飲んでいます。
消風散を飲むことを再開してからは蕁麻疹っぽい症状が出ることは少なくなったので、やはり効いているんじゃないかなぁというのが個人的な感想です。
|
※ いちど服用を中断すると漢方の効果が表れるまでに長い日数が掛かってしまうこともあるそうなので、医者や薬剤師の指導で漢方を飲んでいる方は自己判断で服用を中断することは避けてください。