痒みとの戦い(仮)

2015年1月より続く、身体中の痒みとの戦いの記録である。もしかしたら、アトピーかも。

体部白癬に大きな変化があらわれたでござるの巻

昨日から今日にかけて起こった出来事です。

今まで使っていた水虫・たむし用の薬「ビタトレール ヒフール7 クリーム」の使用を一度中断し、体部白癬用にブレンドしたアロマオイルのみでの治療を試してみようと思いました。

いつもは入浴後にアロマオイルをちょこっとだけ患部に垂らし、その上からヒフール7を重ね塗りということをしていました。

アロマオイルには補助的な役割をさせていたわけです。

 

でも、昨晩はたむし治療薬のヒフール7は使わず、代わりにアロマオイルを患部に大量に塗布していました。

わりと痒みも少なく、これはこれでアリかなと思って就寝。

しかし、朝、起床すると、とんでもないことになっていました。

 

「ちょっとジュクジュクしてきたな」と思っていた患部の一部から、大量の黄色い汁が滲み出て、寝間着も寝具のシーツもベチョベチョに汚れていました。

「マジかよ!ちょー気持ちわりー!やっぱり、ちゃんとたむし用の塗り薬を使っておくんだった…」

そう思いつつ、いったん患部をキレイにし、それでもまだベチョベチョしている患部の上からヒフール7を塗っているとですね…

 

ジュクジュク、ベチョベチョになっていた患部から、大量の黄色い垢が出まくりました。

「なんだよ、これ!?擦れば擦っただけ出てくるんだけど!」

といった感じで、無限に垢が出てくるんじゃないかと思いました。

さらに症状がヒドいところからは、黄色い垢に交じって白い汁も出てきました。

マジ、最悪…と、そのときは思いました。

 

それが、ですね…

擦りに擦って、もう黄色い垢も白い汁も出なくなってくると、連なり重なっていた赤いブツブツのせいで厚みを増して硬くなっていた患部の肌が、なんとなく平らでスベスベな状態になってきました。

まあ、さすがに健康な皮膚と言えるような見た目ではなく、浅黒くなっていたり、ヒドいところは赤いブツブツも残ったままですが…

 

以前、

いんきんたむしの巻 上 - 痒みとの戦い(仮)

いんきんたむしの巻 下 - 痒みとの戦い(仮)

という記事の中で、お股にできたいんきんたむしが1週間で完治したという話をさせていただきましたが、ちょうど、そのときに感じた快方に向かっていく肌の状態を思い出させるような状態です。

これは、治っていく前兆なんじゃないかと思わせるような雰囲気。

(といっても、特にヒドい箇所には依然として赤いブツブツが大量に折り重なっているし、患部も広範囲なので、そうすぐには完治しないとは思います。)

 

ちなみに4日前、

脇の下の体白癬がジュクジュクしてきたでござるの巻 - 痒みとの戦い(仮)

という記事の中で、石鹸を使わずにシャワーのみで患部を洗うという宣言をしました。

「垢が出たのは、そのせいで汚れが溜まってたんじゃねーの?」

と、ブログを読んでくださっている方の中にはいらっしゃるかもしれませんし、私自身も最初はそうなのではないかと思いました。

が、どうも黄色い垢が出るのは症状がヒドい箇所が中心で、その周辺の健康に見える箇所や、ほぼ治ったような状態に見える箇所からは垢は出ませんでした。

 

そう考えると、急にボロボロと黄色い垢が出るようになったのは、今まで治療補助的な感じで少量しか使っていなかったアロマオイルを大量に使ったことが原因なんじゃないかと思います。

アロマオイルの有効成分が白癬菌を退治し、それによって白癬菌に浸食された角質も一緒に剥がれたのかな?

あるいは、石鹸を使わずにシャワーのお湯のみで患部を洗ったことによって、生き残った常在菌が白癬菌を退治してくれたのかもしれませんが、あまりにも急激な変化なので、やはりアロマオイルが活躍してくれた可能性のほうが高いと思います。

 

ちなみに使用したアロマオイルは、ホホバオイル100滴に対し、ティーツリー25滴、ラベンダー20滴、メンソール結晶ひとかけらをブレンドしたものです。

おそらくティーツリーかラベンダーの効果かと思います。

ホホバオイルはふたつの精油の希釈と肌の角質層への浸透をよくするためのキャリアオイルです。

メンソールには角質層に根を張った白癬菌を退治する力はないそうですが、清涼感と痒みを抑える効果を期待して混ぜてみました。

メンソール(メントール)は市販の水虫薬にも入っていることが多いですしね。

メンソール結晶は薄荷オイルでも代用できそうですね。

 

 

~今回のまとめ~

 

入浴後、体部白癬の患部にブレンドしたアロマオイルを塗りたくる。

 ↓

翌朝、患部から大量の黄色い汁が滲み出ている状態で起床。

(かなり不快でした。)

 ↓

患部を清潔にした後、水虫・たむし用の塗り薬「ヒフール7」を塗ると、黄色い垢が次から次に出てくる。

 ↓

もともと症状が軽かった箇所は、すぐに垢も出なくなって、肌の質感や色も治りかけのような状態。

 ↓

症状のヒドい箇所は、いまだにジュクジュクだけど少しずつ収まってきている。

 

というようなことが、だいたい24時間以内に起こりました。

同じようなことをやっても、全ての人に同じことが起こるとは思いませんが、軽い症状であれば24時間でかなり症状が改善されると思います。

 

 

最後に「真似してみよう」なんていう奇特な人への諸注意

 

大量の汁と垢が出て、かなり不快です。

症状の程度によるかもしれませんが、最低でも24時間は外出できないと思ってください。

(私は仕事サボりました。)

肌を擦って垢を出すときは、必ずクリーム剤の抗真菌薬を少し多めに使ってください。

潤滑油の代わりになります。

クリーム剤を使わずに乾いた肌を擦ると肌が荒れてヒリヒリしたり、擦り傷になったりします。(実体験済み…)

 

※ ティーツリーやラベンダーの精油を水虫やたむしの治療に用いるという民間療法はよく聞きますが、今回、私が体験したようなことが起きたという話は聞いたことがないです。

真似しても効果がなかったり、症状が悪化してしまう恐れもあるかもしれませんので、実践する際は自己責任でお願いします。