痒みとの戦い(仮)

2015年1月より続く、身体中の痒みとの戦いの記録である。もしかしたら、アトピーかも。

手足にできる蕁麻疹についての巻

最近は体部白癬のことばかり書いてましたが、今回は四肢にできる蕁麻疹について書こうかと思います。

なぜ、体部白癬のことばかり書いていたかというと、まあ、去年の夏に襲われた蕁麻疹と陰嚢湿疹については今年の夏はほとんど悩まされることがなく、さほど気にならなかったからです。

ちなみに体部白癬は日に日にヒドくなってます。

 

さて、蕁麻疹は気にならなくなったとは言いましたが、今年の夏もまったくなかったわけではありません。

が、蕁麻疹が出る状況というか条件が分かってきました。

ですので、蕁麻疹が出ないような環境づくりをすることによって、今年の夏は蕁麻疹に悩まされることなくやり過ごすことができそうです。

おそらく私が蕁麻疹を発症してしまう条件は3つあり、それらが重なると症状もヒドくなるようです。

あくまで私の場合なので、ご参考までに。

 

まず、私は夏にだけ蕁麻疹が出ます。

それも特に暑い日には症状がヒドく出ます。

おそらく、温熱蕁麻疹あるいはコリン性蕁麻疹と呼ばれる類の蕁麻疹だと思います。

(正式に専門医から診断を受けたわけではありません。)

ということで、だったら単純に涼しい環境で過ごせばいいだけなわけですね。

去年の夏は節電を意識しすぎて、冷房を使わなかったり、使うにしても設定温度を29℃にしていました。

でも、今年の夏は、少しでも「暑いな」と感じたら冷房を付けるようにし、設定温度も27℃にしました。

電気代をケチったところで、どうせ病院に行くことになれば診察料や薬代も掛かるわけで、それならばクーラーを使って日々快適に過ごしたほうが、よほどいいですね。

 

私の場合、高い気温のほかに睡眠不足にも原因がありそうです。

去年の夏は、電気代をケチって冷房を使わない→夜、暑くて眠れない→暑いし眠れないから蕁麻疹がヒドくなってさらに眠れない、ということになっていたようです。

ですので、今年の夏は就寝中も冷房を使うことにしました。

やはり、快適な眠りと規則正しい生活というのは、ありとあらゆる面で健康な身体で過ごすためには必要なことだなと思います。

 

もうひとつ、蕁麻疹の症状が出る原因として考えられるのがストレスです。

こればかりは現代社会で生きていく以上、なかなか避けて通れないものですが、避けることが可能なストレスは極力避けて過ごしてみました。

熱帯夜で冷房も使わずに寝るなんてこともストレスのひとつですね。

それによって引き起こされた蕁麻疹の痒みもまた、私にとってはストレスのひとつだったわけです。

さすがに仕事上、受けざるを得ないストレスもあるわけで、そうしたストレスを感じてしまったときには蕁麻疹が出ました。

皮膚科で診療を受けても蕁麻疹がいっこうに改善されないという方は、いちど精神科や心療内科の診察を受けてみるのもいいかもしれませんね。

 

「高い気温」「睡眠不足」「ストレス」、以上の3つが私の蕁麻疹の原因であった可能性が高いです。

ちなみに冒頭でちょこっと書いた陰嚢湿疹も睡眠不足とストレスが原因だったように思います。(陰嚢の痒みは冬の時期にも感じていたので、私の場合、気温はあまり関係なかろうと思います。)

 

あくまで私の場合は…ということなので、蕁麻疹で悩んでいる全ての方に当てはまるものではないと思います。

暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑い日が続くので、思い当たる節がある方は参考にしてもらえれば幸いです。

 

それと今年の夏は、蕁麻疹の症状をわずかに感じ始めた時期から「消風散」という漢方を飲んでいました。

すぐに効果を実感できるものではないので、ヒドくなってからでは対処しきれない漢方薬であるということは去年の夏に身を持って体験しましたが、今年の夏は異常を感じたその日から飲み始めたのが功を奏したように思います。